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【参考例あり】オウンドメディアとキュレーションサイトの違いとは?

投稿日:2020年6月9日 更新日:

こんにちは、マーカーネットのHです。

現在、新型コロナウイルスにより、外出が制限され、消費活動・経済に大きな影響が出ている中でも、売上を保ちたい、そのために営業やマーケディングを行っていきたいという企業も多いかと思います。

その1つとしてWebを使用した手段を検討する企業が多くなっていると感じております。
そこでよく見るオウンドメディアとキュレーションサイトとの違い、それぞれの違いや目的、メリット等をまとめていきます。

  1. オウンドメディアとは
    1. オウンドメディアの目的
    2. メリット
    3. 注意点
    4. 参考例
  2. キュレーションサイトとは
    1. キュレーションサイトの目的
    2. メリット
    3. 注意点
    4. 参考例
  3. まとめ

 

1.オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media) 自社サイトやパンフレット、SNSアカウント等の、自社で保有するメディア全般のこと。
ただ、webを使用したマーケティングの中では自社で運営・情報発信を行うウェブマガジン・ブログのようなサイトを指し、使われることが多いです。

1-1.オウンドメディアの目的

オウンドメディアを活用することでの最終的な目標は、もちろん売上の上昇ですが、そのために必要な自社の製品・サービスの認知度向上や、自社のブランディングという点が大きな目的です。

ユーザーが自社の製品やサービスに関連するワードを検索した際に、検索欄の上位に自社コンテンツがあれば目を通してもらえる・興味を持ってもらうチャンスはもちろん増えますよね。 そこで、自社のサービスや製品を知ってもらうために、ユーザーにとって有益な情報を作成し、提供することで、自社を知ってもらうきっかけを用意するのがオウンドメディアです。

続いては、オウンドメディアのメリットをより紹介します。

1-2.メリット

潜在顧客・見込み顧客の顧客化

これまで自社の製品やサービスを利用したことがない「潜在顧客・見込み顧客」に対しオウンドメディアというきっかけを用意することでアクセス・認知をしてもらいます。
オウンドメディアのコンテンツから得られるユーザーにとって役立つ情報と併せ、自社の製品・サービスの魅力を伝えることで「顧客」へと変わり、その「顧客」は繰り返しアクセス・購入をする「優良顧客」へ、また前述のとおり、スマートフォン・SNSが普及しているならではの、「シェア・クチコミ」によって、さらなる「顧客の増加」と好循環を生みます。

自社のブランディング

当然、上記のような好循環を生むにはオウンドメディア内のコンテンツを追加・充実させていくことは必要となります。
コンテンツを少しづつでも蓄積してくことで、そのオウンドメディア自体が資産となり、これまでの広告を利用せずとも顧客を惹きつけるものとなります。

1-3.注意点

中長期的な運用が必要

オウンドメディアはすぐに利益を生むかと言われると、難しいでしょう。
一般的にオウンドメディアとして機能させるためのページ数は「100ページ」は必要といわれています。
また潜在顧客へ自社を知ってもらうためのきっかけ作りがオウンドメディアの軸なので、すぐに利益が出ないから諦めてしまうのではなく、中長期的な戦略として続けていくことが重要です。

ユーザー目線の情報発信が必要

企業としては、マーケティングを行うので自社の製品・サービスを知ってほしい!興味を持ってほしい!という思いから企業目線での情報を発信は、あまり好ましくありません。
オウンドメディアを成功させるためには、「ユーザーが求めている情報」を発信することです。
そのために「どのユーザー層」に「どのような有益な情報」を発信していくのか、戦略をしっかり建てておくことが必要になります。

1-4.参考例

ここまでオウンドメディアの特徴やメリット等を説明させていただきました。 ここからは実際に参考にしたいオウンドメディアといくつかご紹介します。

サイボウズ式


参考サイト:サイボウズ式(https://cybozushiki.cybozu.co.jp/)

こちらはオウンドメディア成功例として様々なサイトで紹介されているサイボウズ株式会社が運営している「サイボウズ式」というオウンドメディアです。
サイボウズ株式会社はソフトウェア開発・販売を行っている企業ですが、「サイボウズ式」では企業・組織や働き方・生き方をテーマに記事が書かれています。
記事は会話形式でまとめられているものが多く、非常に読みやすいのが特徴的です。

電通報


参考サイト:電通報(https://dentsu-ho.com/)

株式会社電通のオウンドメディア「電通報」では、広告業界の最新の動向やトピックスだけでなく、クリエイター、プランナー、リサーチャー、コンサルタント等のカテゴリに分けられた記事があります。
どのジャンルでも電通社員やスペシャリストの方が、記事を担当しており、1つ1つ非常に興味を持てる内容です。
また色使いや文字の大きさ等のデザイン性も非常に高さも人気の理由の1つかもしれません。

メルカン


参考サイト:メルカン(https://mercan.mercari.com/)

有名なフリマアプリの「メルカリ」を運営している株式会社メルカリのオウンドメディアです。
「メルカリの人を伝える」というコンセプトの通り、採用ブランディングの強化のためのオウンドメディアという点が最大の特徴です。
チームの様子や仕事内容など、メルカリの社内を知ることができる面白い記事だけでなく、ビジネスモデルや働き方をテーマにしている記事もあるのも魅力の1つ。

北欧、暮らしの道具店

参考サイト:北欧、暮らしの道具店(https://hokuohkurashi.com/)

こちらの「北欧、暮らしの道具店」の最大の特徴は、ECサイトとオウンドメディアが一体化している点です。
記事はおしゃれな雑貨や日用品を紹介するものから、暮らしの役立つ情報があり、買い物をせずとも楽しめる内容です。
写真も多く使われており、おしゃれな暮らしをイメージすることができ、記事の中で商品を購入することが出来るので自社製品の売り上げにもダイレクトにつながっております。

くらしの良品研究所


参考サイト:くらしの良品研究所(https://www.muji.net/lab/)

「無印良品」で有名な株式会社良品計画が運営しているオウンドメディア「くらしの良品研究所」では、暮らしに関する情報だけでなく、なんとユーザーが商品に対する意見や要望を取り込み、商品を改善するコーナーもあります。
ユーザーのニーズだけでなく、コミュニケーションの場を設け、ファンが増加する仕組みの優れたオウンドメディアとして、参考になるのではないでしょうか。

 

2.キュレーションサイトとは

キュレーションサイト(Curation Site) キュレーションは、キュレーター(Curator)という言葉からきてます。
キュレーターは博物館、美術館の展示テーマに合わせて美術品等を企画、収集する職業の方を指し、情報をテーマに沿って収集することが似ていることから、キュレーションサイトと呼ばれるようになりました。
つまり特定のテーマに絞った情報を整理したサイト、いわゆるまとめサイトのことです。

2-1.キュレーションサイトの目的

キュレーションサイトの目的は、キュレーションサイト自体のブランド化・収益化が主な目的なことが多いです。

ユーザーとしては、自分が関心のある情報を効率よく収集出来ますし、一方の運営側からみると、新たに情報を作り出すわけではなく、特定のテーマに関心があるユーザーが求めているであろう情報をまとめていくだけなので、アクセス数も稼ぎやすく、人気のあるサイトになると企業からの紹介や広告の依頼も増えます。
そこで収益化を図るのがキュレーションサイトです。

続いては、キュレーションサイトのメリットをより紹介します。

2-2.メリット

短期間でのアクセス数増加

ユーザー側としては、自分の関心があるテーマに関する情報が一ヵ所まとめられているので、わざわざ色々なサイトを閲覧する手間も省け、欲しい情報を効率的に手に入れることが出来ます。
手間が省ける分、短時間・手軽なので、隙間の時間の暇つぶしとして閲覧することも多く、比較的短期間でのアクセス数増加が見込めます。
一方の運営側としても、特定のテーマに沿い、情報を収集しまとめるだけなので新たに情報を作り出す必要はなく、記事を増やすことも容易なので、効率よく運用が可能です。これにより記事を増やすことで、さらにアクセス数を増加へ繋がるというわけです。

サイト自体の収益化

キュレーションサイトの収益化にも様々ありますが、中でも、広告収益、課金システムによる収益化を行っているのが多い印象です。
広告収益とは、バナーによる広告や、商品やサービスの広告によって得る収益のことです。
課金システムとは、キュレーションサイト内のコンテンツを全て無料するのではなく、一部制限を設け、課金することで楽しめるコンテンツが増えるという仕組みです。

2-3.注意点

オリジナルなコンテンツが少くなりがち

様々なサイトの情報を収集してくるというキュレーションサイトの特性上、ある程度避けれない点ですが、オリジナルなコンテンツが少なくなってしまいがちです。
他のサイトと類似した内容になってしまうと、検索結果にて下位表示になってしまうデメリットがあります。
対策としては、ジャンルを絞ることで専門性の高いキュレーションサイトにする、キュレーターとしてユーザーを取り込む等があります。

著作権や情報の信頼度への注意

こちらは2016年、株式会社DeNAが運営を行っていたキュレーションサイト「Welq」が閉鎖に追い込まれより問題視されるようになりました。
こちらもキュレーションサイトの特性上避けては通れない問題点なのですが、他のサイトの記事や画像の無断使用、無断転記などの権利に関する点は違反がないように注意する必要があります。
キュレーションサイトに限った話ではないのですが、掲載する記事の情報は正確なものなのか、偏った意見のみの掲載になっていないか等、情報の正確性にも気を付けましょう。

2-4.参考例

Gunosy(グノシー)


参考サイト:Gunosy(https://gunosy.com/)

幅広い分野のニューズをまとめた、総合情報キュレーションサイトの「Gunosy」は2020年1月現在で3,300万ダウンロードを果たした非常に人気の高いキュレーションサイトです。
「Gunosy」は、独自のアルゴリズムで、Web上のニューズや情報を収集・分析し、ユーザーにとって最適な記事を配信してくれる点が特徴です。

NewsPicks


参考サイト:NewsPicks(https://newspicks.com/)

こちらはビジネス・経済のジャンルに特化しているキュレーションサイトです。
「NewsPicks」最大の特徴は、各業界の専門家をフォローすることで、専門家がピックした記事したオススメしてもらえる、記事のシェアやコメントが可能な、ソーシャル機能を持っている点ではないでしょうか。
また基本利用は無料ですが、課金し、有料会員になることで読み放題サービスが利用できる、課金システムのキュレーションサイトの代表例でもあります。

4MEEE


参考サイト:4MEEE(https://4meee.com/)

「4MEEE」は、20~30代の女性ユーザーをターゲットにしたキュレーションサイトで、ファッション・美容・恋愛・ライフスタイル等の女性から人気を得ています。
合わせて姉妹サイトにて主婦層向けの「4yuuu!」というキュレーションサイトもあります。
両サイトとも、タレントやモデル、インスタグラマー等の影響力のある方々がキュレーターとして情報を発信している点です。

食べログまとめ


参考サイト:食べログまとめ(https://tabelog.com/matome/)

有名な「食べログ」が運営するキュレーションサイトです。
こちらはユーザーが自分の好きなテーマに沿って選んだ飲食店をまとめた記事を発信できるのが特徴です。
食べログからの口コミ・評価を引用する事もでき、記事を閲覧しているユーザーがそのまま食べログへとアクセス出来るようになっている点も人気の集めています。

RETRIP


参考サイト:RETRIP(https://retrip.jp/)

国内だけでなく、海外まで観光情報をユーザーの誰もがまとめることが出来る旅行系のキュレーションサイトです。
エリアごとにカテゴリを絞ること出来ることに加え、観光ならではのグルメや景色を写真や動画を使い共有できる点が魅力的です。

 

3.まとめ

改めてそれぞれの違いをまとめると、オウンドメディアは「自社の認知度向上・ブランディングのため、ユーザーに有益な情報を作り出し、提供する」、キュレーションサイトは「サイト運営による収益のため、ユーザーに有益な情報をまとめ上げ、提供する」ということです。
どちらも「ユーザーに有益な情報を提供している」という点から、似ているような印象を受けますが、根本的な目的や手段が全く異なります。
これらの違いを明確にしたうえで、目的と比較し、適切に判断しましょう。

-ホームページ運用

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